野菜の高騰で思うこと
2010/07/29 18:13:01
こんにちは。
今日の朝は曇りでしたが、昼からは快晴。予定が外れました。今日一日曇ってくれれば(あわよくば雨が降ってくれれば)野菜の生育も促進したと思うのですが、なかなかそう上手くはいきません。やはりこれは自然のことですので神のみぞ知る世界です。それでも午前中だけでも曇ってくれていたので、遅れていた生育も何とかペースを取り戻しつつあります。午前中の曇り…天に感謝!ありがたい、ありがたい。
こういう異常気象、野菜の高騰のたびに思うことですが、一度農家や生産者は一揆したらいいんじゃないかと思います。未だに消費者の方は野菜が高騰すると生産者はぼろ儲けと思っている方が多いと聞きます。そんなことはありません。
そもそも野菜がなぜ高騰するのかと考えますと、基本的には野菜の供給量が減るからです。それで、なぜ野菜の供給量が減るのとか考えると、気候の影響で収穫量が減るからなのです。
ちょっと解りやすくお話を考えてみました。
Aさんのニンジン畑で毎年ニンジンが100本取れています。毎年市場に出荷しますが大体1本60円で売れています。毎年収入は6000円くらいです。今年は長雨と日照りがあって、収穫量は例年の半分以下の40本、市場に出荷すると他の生産者の畑も被害を受けていて出荷量が少なく高値で1本100円の価格がつきました。でも今年の収入は4000円です。
そーです。そーなんです。高値でも出荷量自体が少なくなっているので実は収入減なんてことあたり前にあります。
しかも、例年のニンジンの価格1本60円、採算ラインギリギリの60円だったらどうしますか?誰も作りませんね。1本単価が高いからといって今年は採算割れです。こんな農業の後継者なりたくないですね。
これが今の日本農業の現実。トヨタが赤字で車作りますか?パナソニックが赤字でテレビ作りますか。絶対に作りません。
農家は市場という神の見えざる手に製品を出荷してみないと価格がわかりません。おかしーんじゃないの。誰か言おうよ。おかしいって。トヨタのヴィッツは定価決まってますよね。じゃー一度ヴィッツを市場でセリしてみようか。俺は30万くらいで落とそうかな・・・なんて、こんなの聞いたらトヨタ怒るでしょ。
そういうことが嫌なので当社は定価で野菜を販売していますが、この定価、市場を通さない直接取引でも市場価格の影響は受けます。市場価格が安いとスーパーの仕入価格が低下して売価も低くなり、定価の商品の売れ行きは落ちています。直接取引でもモロに市場価格の影響を受けるんです。
デフレ傾向が進んでいます。政府も手をこまねいています。日銀の強制介入があってもいいんじゃないか。私個人的にはインフレターゲットやるべきだと思います。
ただ、もっと農産物に関してはやりようがあります。乱暴ですが価格上げないと売らない、取引しないと生産者が一斉にストライキ(一揆)をやってしまうことです。こういうときだからこそ、俺たちいねーとどうなるか、知らしてやれとばかりに一揆したいです。
それくらいやらないとこの国の農業は変わらないでしょうね!
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